金型監視システムROBOT-EYEの最新型SX‐910の特徴

はじめに

金型監視システムROBOT-EYEシリーズは顧客企業のさらなるニーズに応えるためにSX‐910が開発されました。

このSX‐910は安定した性能・高速処理・簡単な操作・監視制度の高さを兼ね備えた最高峰の金型監視装置です。

また他の機能も満載になっていますので、金型を管理したいという企業様にとても有益なシステムになっています。

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SX‐910の特徴

SX-910の特徴は以下のようになっています。

今までのシリーズよりも2倍程度の高速処理ができるようになりました。安全扉開閉でのリセットができるようになりました。NG時の動画も録画可能になっています。インサート時の不具合なども監視できるようになっています。 最大128種類までの多角形の設定ができます。グラフやサムネイルなどの視覚を通した運行記録機能が搭載されています。

従来のSXシリーズに比較して高速処理・形状の設定・監視機能などが格段にアップした機能になっています。

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監視機能が高まりました

SX-910では金具の挿入部分の不具合を特に監視していきます。

1次監視・2次監視と2つの監視を行うことで欠陥を未然に防いでいきます。

竪型ではしっかりと金具が挿入されているかをチェックしていきます。

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正常時は金具が溝の部分にはまっていきます。

ただ、中には溝の部分に金具がはまらずに異常を起こしてしまう場合があります。

 

異常時の対応は、

⇒ まず成形器を手動にします。

⇒ 次に挿入時の金具を正常にしていきます。

⇒ 最後に成型器を自動に戻します。その際に回転は禁止します。

また横型では成型がしっかりとされているかをチェックしていきます。

 

正常時は成形が完了したときには金型がしっかりとはまりこみます。

ただ、中には溝の部分に金具がはまらずに異常を起こしてしまう場合があります。

 

異常時の対応は、

⇒ 安全ドアを開けます。

⇒ 次に挿入時の金具を正常にしていきます。

⇒ 最後に安全ドアを閉めます。その際に突き出しは禁止します。

異常時の処理が行いやすくなったことで時間の短縮・さらなる量産化が期待できるようになりました。

 

 

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